うつ病は入院で回復する【周囲にも影響が出てしまう】

気付いたら重症のことも

病院

病院での生活

ウイルス性の病気ではないうつ病は、気付かないうちに発症し、少しずつ悪化していきます。元々根が真面目な人が罹りやすいので、元気が出ないと感じても少し疲れているだけだと自分をごまかして働き続けたり、家事をこなしたりする人が多いです。重症のうつ病患者を見ると、ある日目覚めたら体が動かせなくなっていた、と言う人は少なくありません。これは疲労が蓄積し、脳がショートしてしまった状態と言えます。すぐさま医療機関を受診しましょう。うつ病は軽症、中等症、重症の3段階に分けて診断されます。起きられない、誰から見ても言動が遅いなどいった症状は、重症と診断される確率が高いです。そして、重症となると症状が緩和するまで1年以上かかる可能性があります。重症患者には入院が勧められることがありますが、特に生命に危険が迫っている状態だったり、自宅では規則正しい生活が送るのが難しかったりする場合などです。入院病棟では毎日決まった時間に寝起きや食事をし、抗うつ薬を飲みながらゆったり過ごせる環境が用意されています。薬の効き目は穏やかで効果が現れるまでは時間がかかるものの、決して焦らないことが大切です。時間がかかっても症状は緩和し、多くの人は社会復帰を果たしています。うつ病で入院した場合は、規則正しい生活リズムを守り休養を取ることを重視した生活を送ることになりますが、社会復帰に向けてリハビリプログラムを用意している医療機関は少なくありません。代表的なリハビリに作業療法があり、工作や手芸などで作品を作り上げることで、脳の機能回復と心の充足感などを狙います。ただ、これは入院直後の人には難しい作業となる場合がほとんどです。まずは抑うつ気分などの精神症状と睡眠障害などの身体症状の改善を図るために休養を取り、適切に抗うつ薬などを服用することを第一とします。十分に休んで、少しエネルギーが回復してきたら、ストレッチや散歩などで体を動かす作業療法に入ります。この時期は、活動と休養をバランス良く取ることが大切です。まだまだ以前のようにスムーズに作業ができない時期のため、手を使う作業療法では、今まで経験のないような作業に限定します。もしできなくても病気のせいであって自分の能力には何ら関係はないので、ショックを受ける必要はありません。徐々に難しい工作や手芸などを行えるようになります。うつ病の回復期も後半に入ると、社会復帰に向けて色々と考えられるようになるでしょう。退院後の生活リズムに慣らしていき、家事などの現実的な生活活動を開始して、退院後も困らない状態に持っていきます。

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